「成功するにはエリートコースを目指すべき?」天才と変人と優等生。

「残酷すぎる成功法則」著:エリック・バーカー

Amazon.co.jp: 残酷すぎる成功法則 文庫版 eBook : エリック・バーカー, 橘玲, 竹中てる実: Kindleストア
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記事タイトルの「成功するにはエリートコースを目指すべき?」

は、この本の第一章の表題です。

今までほとんど考えてこなかった。

なんとなく、「たくさん勉強して、できるだけ偏差値の高い大学に行って、いわゆる大企業に就職したら、あとは年功序列で昇進&給料増加で安泰」

みたいなのが皆一様にあると思う。

もちろん、大企業で良い役職について給料をもらうのも成功の一つだろう。

だが、それだけが成功ではないことも知っている。

プロスポーツ選手、俳優やクリエイター等、エリートとはいわれないような道に進んで成功する方法もいくつもある。

(その道では、ある意味エリートと言えるかもしれないが。)

いくつもあるのに、その成功を目指す人はあまりいないようにみえる。

「自分にはそんな才能ないから。」

「親や周りと同じように進んでいくのが安泰だろ。」

そんな風に思っている。

でも、本当にそれで良いのだろうか。

「何か大きな成功をしたい」から、このブログにたどり着いたのではないだろうか。

(なんかめっちゃ自己啓発みたいになってきちゃった)

今回は、そんなエリートではない僕たちが成功するための方法を、「残酷すぎる成功法則」を参考に紹介して行く。

※今回僕が紹介しているのは、あくまでもほんの一部でしかない。実際に本を手に取ったほうが何倍も有益だとは思うが、そのきっかけくらいになればと思う。

※あくまでも、本を読んで理解した、僕の解釈での内容であることをご留意いただきたい。間違った情報を伝えようとはみじんも思っていないが、このブログだけを参考にせず、実際に本を手に取ってほしい。

既定路線という、凡庸な人生。

先生や周りの大人は、学校の勉強をしっかりやって、良い大学、大企業への道を薦めてくる。

そしてクラスメイトは、その大人に従い、目の前のテストに向けて精一杯努力する。

だがそれは、本当に良い人生へとつながるのだろうか。

なぜ大人は僕たちにそのような道を薦めてくるか、考えたことはあるだろうか。

もちろん、大人は僕たちに、良い人生を送ってもらいたいと考えてくれている。

だがこの「良い人生」の解釈が違う。

ここでの大人が考えている良い人生とは、「リスクの少ない人生」である。

「大きな成功をする人生」ではなく、「なるべく失敗しない人生」だ。

そしてそれは、「凡庸な人生」である。

確かに学校で良い成績をとり続け、良い大学に進学して、就活を成功させれば将来は安泰だろう。

(それは少し前までの話で、もう今はその道すら安泰ではないと考えるが、それについては割愛。)

しかし、このブログを読んでいるあなたは、それで満足か。

少なくとも、これを書いている僕は満足できない。

(企業に入って活躍し、重要な役職に就くという成功もあり、それはとても素晴らしいことだが)

自分がどれだけの事を成し遂げられるのか知りたい。

他社に大きな感動を与えられるような事がしたい。

だが自分にはそれが出来る素質があるかはわからない。

そこで次に、大きな成功を治めるために必要なことを、「残酷すぎる成功法則」を元に紹介して行く。

欠点は、ある状況下で強みになる。

皆さんは自分の強みを聞かれたときに、瞬時に堂々と答える事が出来るだろうか。

僕は出来ない。

ちょっと考えたとしても、

「えーと、まあ、あのー、人よりも、我慢強さとかはある、かなー。」

って感じ。

じゃあ、今度は、欠点

こっちはたくさんある。

「朝が苦手」「人が多いところが苦手」「お金がない」「掃除が出来ない」

まだまだ挙げられる。

ならばいっそ、これを強みに変換してしまおう。

「朝が苦手→午後から夜にかけて集中できる」

「人が多いところが苦手→自室や静かな場所では十分な力を発揮しやすい」

「お金がない→お金をかけずに工夫していろいろ出来る!!」

「掃除ができない→同じような状況の人に共感できる!!(笑)」

最後の二つは少し強引かもしれないが、実際に強みに変えることができたはずだ。

本書では多分、「掃除ができない」とかはさすがに強みとして認識していないだろうが、僕的には強みにしちゃってもいいと思っている。

あともう一つ僕の欠点(強み)を挙げると、

「強迫的」である。

何かに集中すると、それ以外の事がどうでも良くなってしまうきらいがある。

というか、それに集中していないと不安に駆られる。

この特徴についてはわかりやすいと思うが、

「一つの物事に集中して打ち込める」のだ。

本書ではこのような欠点(強み)のことを、「増強装置」と呼んでいる。

自分の増強装置を活かす事で成功することができる。

では一体、どのようにすれば増強装置を活かす事ができるのか。

成功の秘訣その①:自分を知る。

前の話とつながるが、やはり自分の強みを知っておかなければならない。

また、強みの一つとして、自分が

「優等生」なのか「型破り(よく言えば)」なのかを知っておく必要がある。

優等生タイプだと思うのなら、無理に道をそれない方が良いだろう。

良い大学に進学し、大企業で活躍する。

これも間違いなく成功なのだ。

そして優等生にはその素質がある。

成功へのルートがわかりやすく提示されている状態で、大きな力を発揮できる人間なのだ。

全員がアーティストになり、大きな成功を治めよう!なんて言いたいわけじゃない。

優等生は優等生なりの戦い方があり、僕たちのような社会不適合者は同じように戦うことはできない。

(僕は高校生の時に不登校ぎみで、大学生の今は、自室でずっと一人で何かしらの作業をしている。)

さらに優等生の戦い方ならば、ドカンと大きな成功を挙げることは難しいが、リスクを少なく戦うことができるのだ。

まあ、優等生の話はこのくらいにして。

次は「型破り」について。

さっきも言ったが、こちらのタイプは会社に入ってもおそらく活躍できない。

遅刻せずに毎朝出社できるか?

上司や同期、部下との良好な関係を保ちながら、仕事に打ち込めるか?

考えただけでくらくらしてくる。

ならば、自分自身で道を切り開くしかない。

そこにリスクは付きものだが。

成功するには、それしかないのだから。

強みを見つけるための「フィードバック分析」

これは本書で紹介されている、「ドラッカー」の提唱した、自分の強みを見つけるための方法である。

やり方としては、

「仕事を始めるとき、自分が期待する成果を書きとめておき、後日、実際の成果を書き込んで見比べる。これを繰り返す内に、自分が得意なこと、不得意なことがわかるようになる。」(残酷すぎる成功法則 p46 著:エリック・バーカー 監訳:橘玲 訳:竹中てる実)

自分は優等生なのか、はたまた型破り()なのかを知り、そして自分の強みを知る。

これが出来れば、成功に大きく近づくだろう。

成功の秘訣その②:自分に合った環境を見つける。

「自分を知る」の地続きだ。

優等生ならば、企業に入った方が良いだろう。

ただし、年功序列で、いくら成果を挙げても昇進できないならば、その環境は合わない。

自分の成果がしっかりと評価&反映されるような企業を選ぼう。

一方で型破りならば、一般的な企業にはおそらく向かない。

午後から夜にかけて集中出来るのであれば、そのような就業形態の企業を選ぶなり、フレックス制の会社を選ぶなり。

自分自身で稼ぐ能力があるならば、無理して企業に属する必要も無い。

「自分の強みを十分に発揮できる場所」を見つける事が大切なのだ。

感想

まとめると、自分を知り、それにあった環境を見つけよう。

って事だと思う。

途中でも言ったけど、僕は少なくとも優等生タイプではない。

それなら自分で道を切り開かないといけない。

そしてそれは簡単なことではない。

自分の強みを知るのが大事ってのはその通りなんだけど、

知ったところで、次はその強みを活かすために、膨大な時間をかけて何か技術を磨かないといけない。(優等生でないのなら)

ここから1万時間の法則だったり、ゲーム形式にする、だったり、さらに興味深い内容が本書では語られていく。

いずれその部分についても、紹介&感想のブログ記事を書こうと思っているが、

僕のブログ読むよりも、さっさと本買って読んだ方が何百倍も有益だと思うので、

是非。

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