動物園では定番のシマウマ。
いつでも会える身近な動物だが、実は今、その個体数は徐々に減少しているようだ。
動物園大好きな僕からすると、これは本当に大変な事なのだ。
シマウマ結構好き。馬の亜種みたいで。(モンハン)
白黒の模様がめっちゃかっこいいよね。
こんなにイカしてるアイツらを、俺は守りてぇ・・・
というわけで、今回はシマウマのあれこれを紹介して行くから
気になったものを読んで、少しでもシマウマについて知ってもらえたら嬉しい。
あ、シマウマって馬よりもロバに近いらしいよ。
ではいこう。
シマウマは3種類
サバンナシマウマ、ヤマシマウマ、グレビーシマウマの三種類だ。
そしてそのどれもが絶滅の危機にある。
一種ずつ簡単に見ていこう。
サバンナシマウマ
彼らはアフリカ東部・南部に生息する。
家族単位で群れを作り、その群れが群れを作り、その群れが・・・
って感じで、数万の群れになることも珍しくない。
特徴的なのは、お腹の方まで縞模様(しまもよう)がある点だ。(ちょっとわかりづらい)
ヤマシマウマ
彼らはアフリカ南西部の、山岳地帯・丘陵地帯に生息する。
群れは作るが、そんなに多くないぞ。(10頭以下くらい)
喉のあたりで肉がダルダルになっているのが特徴的だ。二重顎っぽい感じ。
クレビーシマウマ
彼らはエチオピア・ケニア北部の草原地帯に生息している。
こいつらのオスは縄張りを持っているぞ。
シマウマの中で一番でかい種で、縞模様が細かいのが特徴的だ。
簡単な紹介はここまでだ。
20年ほどで約半分の個体数に減少
1980年代には5800頭ほど生息していたが、
現在は2800頭ほどまでに減少してしまっている。
日本国内の野生のヒグマが大体3000頭くらいっていったら、想像がつくだろうか。(野生のヒグマ多くね?)
人間の手が広範囲で加わった日本の中に生息するヒグマと、アフリカの広い荒野に生息するシマウマの個体数が同じっていえば、どれだけ深刻化かわかりやすいかも。
割とマジでやばい。
減少の原因
シマウマだろうがなんだろうが、この世の生物に必要なものってなーんだ?
正解は「水」です。
シマウマの生息地では現在、水不足が深刻なんです。
何でそんなことが起きているのか。
主に挙げられるものとして
地球温暖化や気候変動があります。
水が不足することで、生息地が荒れ、十分な栄養が摂取できず、赤ちゃんを育てる事も出来なくなっています。
対策
水不足問題を解消するために、現在は保全団体が動いています。
生息地の水源を人間が管理することで、シマウマの水不足問題を解消しているのです。
この活動により、シマウマはなんとか生存・繁栄することができています。
遠い遠いところでこのような活動をしてくださっている方には、本当に感謝しています。
私たちにできること
別に団体に募金しろなんて言いませんし、水不足解消のために何か大きな活動をしろとも言いません。
僕自身そんな活動はしていませんから。(いやまあ、出来るならした方がいいんだけどさ・・・)
ただ、知って欲しいのです。
シマウマについてでも、水不足についてでも。なんでもいいので。
知っているだけで何か変わると思うのです。
知っていれば、日常のほんの些細な場面で、環境を思いやるような行動がとれると思います。
こんな薄っぺらい記事でも、読んで何かを知ってもらえるだけでもいいです。
知ることからはじめましょう。
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