フォーメーション4231と聞いたとき。
あなたはどんな印象を持ちますか。
僕は、「バランス良く、スタンダードなサッカーだな。」
と思います。
4231は、442の2FWを縦関係にしただけです。
それがどれほどの影響を与えるのか。
「平凡な4231」を、どのように使いこなすのか。
その辺をいろいろ解説していく。
強み
4231の強みは、「バランスが良いこと。」
最終ラインに4枚敷いて、ボランチは2枚。
相手のサイド攻撃に対しては、SHとSBの2枚で対応。
と、どこに対してもバランスの良い配置なのだ。
4231というのは442のFWを縦関係にしただけだと前述したが、
縦関係になることによって、
「中盤で三角を形成することが出来る。」
これがデカいのだと思う。
途端にパスが回しやすくなる。
弱み
弱みは、「決定力のなさ」になる。
中盤でのパスは回りやすくなるが、FWは1人だけだ。
たった一人でゴール前を打開できる選手なんてなかなかいないし、
いても、毎回打開できる訳ではないだろう。
全体のバランスをとった結果、最後の決め手に欠けるフォーメーションなのだ。
対策
決定力不足を補うには、
4231の「3の人選」
が鍵になるだろう。
実は僕らの身近なところに、
4231の完成形の一つはあった。
それは、「ザックジャパン」だ。
あの頃の日本代表の3を思い出して欲しい。
香川、本田、岡崎の3人だ。
この三人に共通することは、
「全員が点を取る力を持っている」
と言う事だ。
つまり4231で重要なのは、
「二列目のストライカー」である。
さらにSBには長友と内田で、
いずれも素晴らしい攻撃参加が出来る選手だった。
ゲーム等で再現可能か
efootball(イーフト)等のゲームで再現が可能なのか。
十分可能だと思う。
難点としては、いかにSHの選手を二列目のストライカーに仕上げるのか。
人選が鍵となる。
相性の良いフォーメーション
4231にとって相性の良いフォーメーションは、
3322であると思う。
というか、4231で相性の善し悪しって、あまりない気がしてきた。
本当に使い方によって4231は変わる。
モウリーニョの4231は、守備時は451になり、攻撃時は右SBのマイコンを上げた3241のような形になる場面が多かった。
ビクトル・フェルナンデスの4231は、2ボランチと両SBを上げる超攻撃的サッカーだった。
相性の良し悪しというより、相手によって戦い方を変えるというのはどうだろうか。
最後に
サッカー戦術の専門家でも何でもない一般人が、自分で見た試合などをなんとなーく分析して、こんな感じだよなー。って書いてるだけと言う事を、ご容赦ください。。。
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